歴史的建造物の再生

文化財施設、古民家、旅館、別荘、廃校、城などをリノベーションし、人とお金が集まる施設へと再生します。

日本には歴史を経て受け継がれてきた貴重な建築物が多くあります。

しかし一方で、管理コストや手間等の問題で解体され、その歴史と共に人々の想い出までが破壊され、駐車場やマンションになってしまう物件も少なくありません。

私たちはそのような建築物の歴史と人々の想いを守り、未来永劫保存していけるよう再生します。

金沢辻家庭園 – 前田家家老旧横山家迎賓館 –(金沢市指定有形文化財)

ラピスラズリが輝く群青の間

庭園越しに犀川を望むラウンジ

英国式自然庭園

加賀100万石で有名な前田家の家老であった横山男爵の旧家をレストラン、結婚式場として再生。

庭園の一部がかつては畑として使われていた歴史を突き止め、一部エリアの文化財解除を要請し、文化財解除エリアにチャペルとバンケットが一体となった建物を建築。

さらに文化財指定を受ける母屋と新築等をスカイブリッジで連結することで、高低差15mにもなる崖地を生かした。

ジェームス邸(神戸市指定有形文化財)

瀬戸内海を目の前に臨む高台に、1910年頃、イギリス人の貿易商であったアーネスト・ウィリアムス・ジェームス氏が建設した邸宅で、その後、三洋電機創業者の井植敏夫氏の邸宅としても利用。

解体されマンションとなる予定だった本物件に対して、結婚式場としての利活用を提案。

第一種低層住居地域であり、結婚式場はおろか飲食店の営業も不可能な物件でしたが、神戸市文化財課へ有形文化財指定を働きかけ、また近隣住民の方への複数回に渡る説明会・公聴会を経て、文化財指定と営業許可を得て再生を行った。

瀬戸内海を望む庭園にチャペルを
当時の

旧桜宮公会堂(国登録重要文化財)

旧造幣寮の正面玄関を移築して作られた建物で、国登録重要文化財にも指定された大阪最古の建築物をレストランや結婚式場へリノベーション。

大阪市主催のコンペを勝ち抜き、春には花見が楽しめる市民の憩いの場としての活用を提案。現在はレストランやカフェを楽しむ方で盛況となっている。

建物や地域の歴史を生かしながら、さまざまなコンテンツを用いて現代のビジネスシーンにマッチした物件へ生まれ変わらせることができます。

貴重な建築物、古い建物を壊すのではなく、モダンに蘇らせもう一度命を吹き込みます。